とあるITベンチャーに働く管理職のつぶやき

若輩者ながら生え抜きという事もあり、様々な方を部下に持った経験から、 管理職として「気づいたこと」「大切にしたい事」等を書いていきます。

ゼロを1にするスタイルでは、すぐに終わりがくる。本当に必要なのは、100を1にまとめる能力だ。

触発されたブログがありましたので、今日はこのブログの内容をもとに書きます。

文章を「書ける人」と「書けない人」のちがい | Rootport

この中で、 

文章を書くのはゼロを1にすることでは無く、100を1にすることである。

ゼロを1にするスタイルでは、すぐに終わりがくる。本当に必要なのは、100を1にまとめる能力だ。

これは素直に「なるほど」と腹に落ちました。

私は文章を書く事を仕事にしていませんが、このブログに共感したのは、ここで書かれている内容が仕事にも通じると思ったからです。

 

ゼロを1にする仕事は素晴らしいのですが、それは企画業等の別次元の仕事だと考えています。

多くの仕事においてはインプットを常に行いその情報を整理して適用(アウトプット)させていく、これが重要だと感じています。

 

例えば管理職で働いていれば「リーダシップ」「マネジメント」「コーチング」など様々な知識を得る事を求められます。その膨大な情報や経験を整理して、自組織にデフォルメして適用、改善していきます。そしてまたインプットします。

 

管理職はインプット(情報・経験)をアウトプット(実践)し、成果を計る事ができる立場にあります。成果が出始めるととても楽しく、今まで苦労した事なんて忘れてしまいます。

 

私はそんな管理職を仕事として「面白い!」と思います。

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ちなみに、私がこのブログを始めたきっかけも、自分の今までの知識や経験を「まとめたい」からでした。(それなりに自分の時間を確保できるようになったというのもあります。)

 

もちろんインターネットに公開するので、誰かに見てもらいたいですし、そこから共感を得てもらい、何かにつなげてもらえれば最高なのですが、知名度も無い中でアクセスが来るとは思っていませんので、モチベーションの源泉は「自分の考えをまとめる」ことであり、これを通じてリアルの場で自分の想いをわかりやすく伝えられたらな、と思っています。