とあるITベンチャーに働く管理職のつぶやき

若輩者ながら生え抜きという事もあり、様々な方を部下に持った経験から、 管理職として「気づいたこと」「大切にしたい事」等を書いていきます。

勝手に進化するのは、混乱、摩擦、間違った成果。

またドラッカーさんの刺さる言葉をもとにブログを書きます。

良い組織は勝手には出来上がらない、勝手に進化するのは、混乱、摩擦、間違った成果である。

悪い組織の兆候として、この問題は何処が処理するかという組織上の問題が頻繁に発生したり、人の感情や好き嫌いに気を使うようになる。 

思い当たる事が多い管理職の方も多いのではないでしょうか?

組織は生き物です。放置していけば衰退し、やがてその組織は消滅します。

 

そもそも組織は目的を遂行するためのものであり、役割分担をするために作られるものです。その組織をより良いものにできるかどうかはリーダーである管理職の手腕で決まります。

 

ただし、組織が作られた時点から間違っている組織構造になっていることも多い事でしょう。彼は以下のように伝えています。

正しい組織構造が成果を約束してくれるわけではない。しかし、間違った組織構造は成果を生まず、最高の努力を無駄にする。

管理職として働いている方は、可能な限り組織づくりから関与できる権限を獲得し、自分の組織に責任を持てるようにすることが肝心だと思います。

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組織づくりのポイントとしては以下のように伝えています。

「明快さ、経済性、ビジョンの方向付けの容易さ、各員の自分自身の課題と全体の課題に対する理解の容易さ、意志決定の容易さ、安定性と適応性のバランス、永続性と新陳代謝のバランス」これら7つをチェックし、努力ではなく成果が得られる組織にしなければならない。 

 「努力ではなく成果が得られる組織にしなければならない。」

その通りですね。身が引き締まります。