とあるITベンチャーに働く管理職のつぶやき

若輩者ながら生え抜きという事もあり、様々な方を部下に持った経験から、 管理職として「気づいたこと」「大切にしたい事」等を書いていきます。

中間管理職は教育者。

そもそも会社組織とはなんなんでしょう。

一般的には「同じ目的を達成する為に集まった集団」という所でしょうか。

ただ、多くの人々は「会社の目的」なんて知らない・興味無いと思うし、それこそ人生を賭けて仕事している人はほんの一握り。

よく「全社員に経営者マインドを!」とかありますが、表面だけ真似して経営者の考えを押し付けるのは間違っていると思っています。もちろんそうなりたい人や、目指している人に多くの情報を与えるのは正しいです。

 

それぞれの人生があり、仕事に対しての考えがある。経営者とメンバー社員をつなげるのが中間管理職の役割であり、そこにちゃんと裁量権が与えられていれば中間管理職を中心にミニ組織が作られる。

 

そのミニ組織が集まって会社という組織になる。

 

組織をまとめるには会社の目的を翻訳してミニ組織の目的に変えていく、中間管理職の整理・伝達能力とメンバー社員の仕事に対しての「想い・マインド」を理解して教育し、人生の中で仕事をどう捉えるかを理解させる必要がある。

そのために中間管理職は教育者にならねばならないと思う。

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中間管理職はミニ会社(ミニ組織)の社長。その組織の方向性を示し、メンバーを教育して目的を達成していく。教育者としての中間管理職は楽しい。私はそう感じています。