とあるITベンチャーに働く管理職のつぶやき

若輩者ながら生え抜きという事もあり、様々な方を部下に持った経験から、 管理職として「気づいたこと」「大切にしたい事」等を書いていきます。

性善説と性悪説。

性善説性悪説、良く聞きますよね?

  • 性善説=(人の本性は善であり)人を信じるべきだという考え方
  • 性悪説=(人の本性は悪であり)人は疑ってかかるべきだという考え方

というのが大体の人の理解だと思います。

 

ただ、これは実は間違いで、以下が正しい解釈のようです*1

  • 性善説=人間にはもともと善の端緒がそなわっており、それを発展させれば徳性にまで達することができるとする説。孟子が唱えた。
  • 性悪説=人間の本性は悪であり、たゆみない努力・修養によって善の状態に達することができるとする説。荀子(じゅんし)が唱えた。

よって、性善説性悪説もどっちも人は善悪両方を兼ね備えるという事になり、「人を信じるかどうか」という解釈は間違ってますね。。。

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私は良く部下に「性善説の組織を作る」という表現を使ってました。(信頼前提の組織で、管理前提では無いよという意味で伝えていました)お恥ずかしい。。。

以後気を付けます(>_<)

*1:goo辞典より